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医療従事者の言葉遣いは難しい問題

自分が入院していたとき、看護師さんや主治医の先生はほどよく親しみのある接し方をしてくれました。
自分が若いせいもあり、多少「ちょっとチクっとしますよ」など子どもにかけるような口調で言われても安心感があるだけで、全く違和感はありませんでした。
でも、人によっては子ども扱いされることがいやだという患者もいるようです。
特に高齢で認知症などを発症した患者の場合、頭の働きがはっきりしているときもあるのでプライドに障るのだそうです。
高齢になると自分ができないことも増え、見下されることに敏感になります。
そのために余計言葉遣いが気になるのかもしれません。
医療従事者は患者の不安を少しでも取り除くために優しい声がけをしてくれますが、場合によっては変える必要もあるのかもしれません。
自分だったら事務的に言われるより、子どもに言うくらい優しくされた方が安心するし、嬉しいかもしれません。
これは患者の声を随時聞いて、対応していくしかなさそうです。

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