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医療現場で問題になっている三次喫煙

自分のかかりつけの病院は、敷地内は全て禁煙になっています。
それを最初に知ったとき、コソコソ喫煙したい患者が外で吸うことを禁止するのかと思いましたが、違う理由のようです。
受動喫煙という言葉がありますが、これは喫煙している人の副流煙が、他の人の肺に入ってしまうことを指します。
さらに最近では三次禁煙という言葉もあるそうです。
これは喫煙した後残った煙や臭いに接することで害になってしまうことを指します。
つまり、例えば病院のバス停周辺で喫煙者が喫煙をしていた場合、その残り香によって悪影響を受けてしまうのです。
呼吸器に疾患がある人はなおさらでしょう。
なんでも、喫煙した後30分は呼気に有毒物質が混じるそうです。
アメリカなど禁煙先進国では、喫煙したら30分間、非喫煙者に接しないという「30分ルール」というのも提唱されています。
日本はまだまだ喫煙に対する意識が低い国だと言われています。
これからの進歩に期待したいところです。

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